ダイヤモンドリフォームの基礎知識
お手持ちのジュエリーに留められたダイヤモンドを取り外し、新しいリングやネックレスに留め替えて仕立て直すことで、ジュエリーは再び輝きを取り戻します。
ここでは、ダイヤモンドリフォームの基本的な流れと、知っておきたいポイントをご紹介します。
1.ダイヤモンドのカラット数を確認する
お持ちのダイヤモンドのカラット数によって、適したデザイン枠が異なります。まずは、刻印や鑑定書を確認して、カラット数を把握しましょう。
指輪の場合
ダイヤモンドのカラット数は、リング内側の刻印で確認できます。刻印には単位(ct)が省略されており、数字のみで表記されています。
例:0.50 → 0.5カラット、1.00 → 1カラット


カラットは「重量の単位」です。1カラット=0.2グラムに相当します。
国際的な基準(GIA法)では、小数第3位で「8捨9入」とするため、0.999ctは1.00ct、0.998ctは0.99ctと扱います。
刻印で確認できない場合は、購入時の鑑定書をご覧ください。お手元に鑑定書がない場合は、こちらの表を参考にしてください。
指輪以外のジュエリー
ネックレス・ピアス・ブレスレットの場合も、購入時の鑑定書にカラット数が記載されています。鑑定書がない場合は、こちらをご参照ください。
2.カラット数に合うデザイン枠を選ぶ
Qでは、0.3ct・0.5ct・1.0ctのダイヤモンドに対応したデザイン枠をご用意しています。
お持ちのダイヤモンドのカラット数に近いものをお選びください。
1石の場合(センターストーン)
| 刻印(ct) | 対応カラット数 |
|---|---|
| 0.28〜0.349 | 0.3ct |
| 0.48〜0.599 | 0.5ct |
| 0.80〜1.299 | 1.0ct |
複数石の場合
複数石リングでは、刻印されている総カラット数を石の数で割ると、1石あたりのカラット数が求められます。
| 石の数 | 刻印(総カラット) | 1石あたり |
|---|---|---|
| 5石 | 1.00 | 0.20ct |
| 10石 | 1.00 | 0.10ct |
センターストーンと脇石の大きさが異なる場合や、カラット数が不明な場合は、お問い合わせください。
3.ダイヤモンドの鑑定・証明
ダイヤモンドの鑑定・鑑別については、品質保証・鑑定書のページをご覧ください。
4.金・プラチナの下取りについて
リフォームご依頼時には、取り外した金・プラチナを下取りできます。
ジュエリー枠だけでなく、お手持ちの不要な貴金属もまとめて下取り可能です。
下取り代金は銀行振込にてお支払いします。商品代金との相殺はできませんのでご了承ください。
よくある質問
- リフォームしたい指輪に脇石がある場合はどうなりますか?
- 脇石はすべて返却いたします。新しいジュエリーで再利用をご希望の場合はご相談ください。
- 新しいデザインに脇石を追加できますか?
- 可能です。脇石を活かせるデザイン枠をご提案いたします。
- ダイヤモンドルース(裸石)だけを持っています。リフォームできますか?
- カラット数が分かれば、対応するデザイン枠にお仕立て可能です。お気軽にお問い合わせください。
- カラット数が分からない場合は?
- 石の直径を定規で測り、下記の表を参考にしてください。ご不安な場合はお気軽にご相談ください。
直径(mm) 重量(ct) 2.9 0.10 3.5 0.15 3.8 0.20 4.0 0.25 4.4 0.33 4.8 0.40 5.2 0.50 5.9 0.75 6.5 1.00 7.4 1.50 8.2 2.00 - ダイヤモンドが本物か分からない場合は?
- 鑑定書がある場合は内容をご確認ください。鑑定書がない場合も、リフォーム時に提携鑑定機関で事前鑑別を行います。
詳しくは 品質保証・鑑定書のページ をご覧ください。