婚約指輪は、もっと自由へ。海外ではよりユニークに進化中。

2025年12月1日

ELLEgirl による「2025年・婚約指輪のトレンド特集」を読みました。
ファッションの視点から語られたこの記事には、ひとつの明確な流れがあります。

婚約指輪は、既成概念からどんどん“自由”になっている。

実はその流れは、Q がずっと大切にしてきた価値観とも重なります。
この記事では、ELLEgirl の内容をQなりに読み解きながら、
「これからの婚約指輪のあり方」について考えてみます。

ダイヤモンド一択ではなくなる

ELLEgirlの記事では、
色石（誕生石・パステルカラー）や、パール、クラシックにはないモチーフが注目されていると紹介されています。

10年前なら“婚約指輪＝ダイヤモンド”が常識でしたが、
いまは世界的に「自分らしさ」を優先する流れがより強まっています。

Qとしても、これはとても自然な変化だと感じています。

婚約指輪に正解はありません。
誰かの正解より、ふたりの心地よさが大切です。

ELLEgirlでは、以下のような多様なスタイルが紹介されています。

・クラシックではなく“モードより”の婚約指輪
・シグネットリングを婚約リングに
・石を真ん中に置かず、非対称デザインを選ぶ
・ミニマル、アートピースのような造形

これは単なる流行ではなく、
「婚約指輪という形式そのものを再定義する動き」
だとQは感じています。

婚約の証はリングである必要もなく、ネックレスやブレスレットでもいい。
その流れは確実に広がっています。

記事の中では、
リサイクル素材やラボグロウンへの関心も語られていました。

ただ、Qとしてもう少し踏み込んで言うなら、選ばれる理由は“エシカルだから”だけではありません。

素材の背景にある「物語性」そのものに価値が宿っている。

・母から受け継いだダイヤを新しい形で贈る
・普段のファッションに馴染むデザインにする
・二人のストーリーを刻む

エシカルは“善意”ではなく“意味”になっています。
ここが今の時代の美しさだと思っています。

この記事を読んで強く感じたのは、
世界的にも、日本でも、
婚約指輪が「誰かが決めた形」から解放されつつあるということ。

70年代以前の日本では、
婚約指輪に真珠や色石が選ばれていた歴史があります。
ダイヤモンドが婚約の象徴になったのは広告による文化形成で、“伝統”と思っているものが実は“習慣”である場合も多い。

だからこそ、Qはこう考えます。

婚約指輪は、もっと自由でいい。
もっと、その人らしくていい。

ダイヤモンドの美しさも素晴らしい。
色石のニュアンスも、真珠の静けさも、すべて正解。

婚約指輪は「形式」ではなく「選択」。
二人の価値観を反映する、美しい表現方法です。